オリジン健康保険組合

オリジン健康保険組合

文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

医療機関等窓口負担補助(付加金)

当健保組合独自の給付として、医療機関等で支払った窓口負担額が一定額以上となったとき、医療費負担を軽減する「一部負担還元金(被扶養者は家族療養費付加金)」の制度があります。

医療機関等窓口負担補助(付加金)

一部負担還元金・家族療養費付加金とは? 医療機関の窓口で支払った1か月の医療費(1レセプト*)と、その医療機関の処方せんにより薬局で支払った薬代を合算し、10,000円(標準報酬月額53万円以上は20,000円)を差し引いた額を、請求により支給します。これを「一部負担還元金」(被扶養者の場合は「家族療養費付加金」)といいます。
  • *レセプトとは…医療機関が健保組合等に提出する月ごとの診療報酬明細書
請求方法 診療月の翌月以降、「一部負担還元金・家族療養費付加金支給申請書」に領収書の原本を添付して健保組合にご請求ください。
支給方法 診療月から約3か月後に給与振込みします。給与振込ができない方や任意継続被保険者の方はご指定の口座に振込みます。
  • ※皆様からの請求に基づき、レセプト(診療報酬明細書)と照合した上で支給します。医療機関からのレセプトが既に当健保組合に届いている場合(過去の請求など)は請求の翌月支給します。また、医療機関のレセプト請求が遅れた場合は、支給が遅れることがあります。
時効 2年
一部負担還元金・家族療養費付加金の計算方法(例)
  • 標準報酬月額が50万円以下の方(原則として控除額は10,000円)

    A医院窓口負担額(1か月計) ・・・18,200円

    A医院の処方箋による薬局分・・・ 3,580円
    合計窓口負担額 21,780円
    21,780-10,000=11,780円(100円未満切り捨て)
    支給額 11,700円
    最終的な自己負担額 10,080円

  • 標準報酬月額が53万円以上の方(原則として控除額は20,000円)

    A医院窓口負担額(1か月計) ・・・18,200円

    A医院の処方箋による薬局分・・・ 3,580円
    合計窓口負担額 21,780円
    21,780-20,000=1,780円(100円未満切り捨て)
    支給額 1,700円

  • 入院等で総医療費が高額 (267,000円超) となった場合
    (標準報酬月額が28万円~50万円の方)

    B病院に入院し医療費が高額となったとき
    総医療費     500,000円
    窓口負担額    150,000円(総医療費の3割)
    高額療養費*    67,570円
    150,000-((500,000-267,000)×1%+80,100)=67,570
    一部負担還元金   70,100円
    150,000-67,570-(500,000-267,000)×1%-10,000 =70,100
    最終的な自己負担額 12,330円
    150,000-67,570-70,100=12,330

  • *医療費が高額になると「高額療養費」に該当することがあります。高額療養費は標準報酬月額により区分があり、それぞれ自己負担限度額が異なります。予め、「限度額適用認定証」を医療機関の窓口に提出することで、自己負担額を限度額までに抑えることができます。
参考リンク

ページ先頭へ戻る